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□ 素材を使う時のマナー

 こちらでは素材を使う時の必要最低限のマナーや素材と著作権の関係などをまとめています。素材利用初心者の方はもちろん、バリバリ素材屋さんを利用されている方も、制作者も利用者もお互いが気持ちいい関係をつくるために是非もう一度確認してください。

  1. 素材を使う時の最低限のマナー
  2. 著作権について
  3. 著作権フリーという言葉について
  4. 素材利用マナーQ&A

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+ 素材を使う時の最低限のマナー +

  1. 素材屋さんはそれぞれポリシーを持って制作、配布しています。まずは、必ず各素材屋さんの利用規定をしっかり読みましょう。
  2. 素材は必ずダウンロードして、自分のサーバから呼びだすようにしましょう。直リンクは絶対にしてはならない行為です
  3. 素材を利用したら掲示板に一言お礼を言いましょう。その一言が素材屋さんにとってなによりの励みになります。
  4. 素材屋さんの著作権を侵害しないようにしましょう。勝手に加工したり再配布されると制作者はかなりヘコみます。

+ 著作権について +

 著作権は著作物に対する著作者の権利です。この権利はどこかお役所に申請したりしなくても作品が生まれた時点で制作者に自然に発生する権利です。だから、「素人が趣味で作ってるモンだしぃ〜」なんて軽く考えないでくださいね。
 素材屋さんは時間を割いて一生懸命素材作りに励んでいます。・・・まぁ別に励んでなくても一度作った素材は制作者にとって大切な作品です。そんな気持ちを踏みにじるような使い方は絶対にしないようにしましょう。

+ 「著作権フリー」という言葉について +

 素材屋さんで自由に使ってOKですよ、という意味でよく使われている「著作権フリー」という言葉。実はこの「著作権フリー」という言葉は一般的に浸透はしていますが日本語としては曖昧で不完全な言葉です。著作権が放棄された(著作者自身により完全に著作権放棄の意思が示されている)、あるいは保護期間が切れた作品、楽曲、プログラムなどは「パブリックドメイン (PD:Public Domain)」と呼び、社会の共有財産として扱われます。ですが著作権を放棄してまで素材を配布している素材屋さんはほとんどありません。というか厳密な意味では著作者が著作権を放棄する手段は法律上ありません。

 では何が「フリー」なのかというと、他人の著作物を使用する際に発生するであろう「著作権使用料(ロイヤルティ)」がフリーなのです。「著作権フリー」は「ロイヤルティフリー」の意味として捉えて頂くのが日本の素材配布サイトの暗黙の了解と言えます。
 (*注・ロイヤルティ または ロイヤリティ ... Royalty:著作権使用料・印税の事。英語の発音的にはロイヤルティですがロイヤリティとも言われます。決してロイヤルミルクティーの略ではありません^^;)

 また「フリー素材」という言葉についてですがこれまた定義が曖昧です。「フリー」という言葉はご存知の通り「自由に」という意味と「無償で」という意味があります。「ロイヤルティフリー」が指すフリーは「タダ」の意味ですが「フリー素材」が指すフリーはどっちでしょうか?
 おそらく多くの素材屋さんがどっちの意味でも使っていると思います。要するに「利用者による個別の申請・著作権者による承諾の必要がなく」、「無償で」ということです。従って「フリー素材」だからといって著作権が放棄されている訳ではありません。
 「フリー素材」であっても著作権者の意図しない利用方法はできません。「自由」の範囲は各著作権者によって異なります。だからこそ必ず各素材屋さんの利用規定を熟読する必要があるのです。

+ 素材利用マナーQ&A +

素材を利用する時のマナーに関して誰かに質問された訳じゃないけどQ&A方式でまとめました。

Q. 素材を利用する時は素材屋さんの承諾が必要ですか?
 いちいち事前承諾が必要な素材屋さんは少ないと思いますが掲示板への書き込みを義務付ける素材屋さんもあります。

Q. サイトで素材を利用した場合は素材屋さんへのリンクが必要ですか?
 素材屋さんによって異なります。多くの素材屋さんはリンクを義務付けます。各利用規定を必ず確認して「素材を利用された方はリンクをしてください」などとリンクのお願いが明記されていたら必ずリンクしましょう。また「素材利用時のリンク不要」と明記されている場合、または特に明記されていない場合でも一応リンクしておくのが礼儀です。

 また利用規定などに「素材はリンクウェアです。」などと「リンクウェア」や「LinkWare」の表示がある場合は必ずリンクが必要です。「LinkWare」とはおそらくシェアウェアから派生した言葉だと思いますが「自由に無償で利用できるかわりにうちへリンクしてください」という意味でリンクが利用条件となっていることです。

Q. 素材を加工して自分のページで使ってもいいですか?
 多くの素材屋さんでは禁止されています。利用規定に「加工OK」と明記されている場合は加工できます。(ただし事前承諾が必要な場合もある。) また、「文字いれのみ可」という場合もあります。これはバナー素材などで自分の好きな文字列(サイト名、メニュー名など)のみを記入して利用してもいいということです。ただし加工した場合でも著作権は原著作者(素材屋さん)に帰属します。特に明記されていない場合は加工してはいけません。何故なら著作者人格権(著作権法第20条・同一性保持権)により「著作者の意に反して変更・切除その他の改変を受けないものとする」と定められているからです。

 ちなみにひとくちに加工といってもその範囲は様々で、「リサイズ(伸縮)」「反転・回転」「色調補正」などなど、素材屋さんによって許可範囲はそれぞれですので「加工OK」の場合でも注意が必要です。

Q. 素材を複製または加工して自分のサイトで再配布してもいいですか?
 多くの素材屋さんでは禁止されています。利用規定に「再配布OK」と明記されていても必ず事前に承諾をうけるようにしてください。特に明記されていない場合は再配布してはいけません。他人の著作物を無断で複製、配布することは著作権法に抵触します。

Q. 画像を素材屋さんのサーバから直接呼び出して(直リンクで)利用してもいいですか?.
 いわゆる「直リンク」は絶対にダメです。ごくまれに許可するところもありますがそれもサーバ管理者さんにとっては迷惑な事です。直リンクとは自分のページから素材屋さんの素材を直接呼び出すこと、すなわちIMGなどのsrc属性に素材屋さんで展示されている素材のURLを指定することです。たとえば"taitai studio"の素材を利用する場合、自分のページに「<embed src="http://www.taitaistudio.com/xxx.mid">」などとして素材を利用することです。

 なぜ直リンクが禁止されるかというとトラフィックが増加するからです。トラフィックが増加するというのは、例えば自分のパソコンでプログラムを何個も何個も同時にたくさん立ち上げるとそれぞれの処理が重くなるときがありますよね?それはCPUに負担がかかっているからです。それと似たような感じで直リンクによりサーバへのアクセスが増加してサーバに負担をかけ結果的にページの表示が遅くなったりなどの弊害を招く事があるからです。素材屋さんはもちろん、その素材屋さんと同じスペースを利用している他のユーザーさんもたくさんいるので1つの直リンクで多くの人が多大な迷惑をこうむることになります。(サーバときくとなんだかとてつもない装置を想像してしまうかもしれませんが結局はお家にあるパソコンと変わりありません。CPUがあってメモリがあってHDがあってOSがはいってて電源を切れば動かなくなるしトラブルが起こればおちます。) またレンタルサーバで転送量に上限があるところでは無駄なトラフィックにより追加料金を払わされる羽目になったりする場合もあります。
 あまり深く考えずに「直リンク」で素材を使ってる方も多いと思いますがどの素材屋さんにとっても悩みの種となる深刻な問題です。直リンクがなぜいけないのかを理解できない人は残念ながら素材屋さんの素材を利用する資格がありません。

 Gaiax系や魔法のiランドのようなFTPが出来ない(任意の画像を自由にアップロードできない)サービスを利用している方、レンタルCGIサービスの掲示板などを利用している方で素材屋さんの素材を利用する場合は自分が契約しているプロバイダのオプションサービスのスペースを利用しましょう。ほとんどのプロバイダは契約した時点でアカウントごとに5MB〜10MBくらいのスペースを用意してくれます。素材屋さんから素材を自分のPCに保存しFFFTPなどのFTPクライアントソフトで素材をプロバイダのスペースに転送してそのURLを指定して利用します。またGaiax系・魔法のiランドにも、制限はありますが「画像アップローダー」というサービスがありますのでそれを利用しましょう。
 そもそもFTPがわからないから仕方なしに直リンクしてる方は一度自分が契約しているプロバイダのページを確認してみてください。大手プロバイダのほとんどはサポートページなどにFTPソフトの設定方法を掲載しています。ちなみにFTPとは「File Transfer Protocol」の略でインターネットに接続されたコンピュータ同士でファイルの転送をするための規格です。

 素材はもちろんバナー画像への直リンクを禁止しているところも多いのでバナーを使ってリンクする場合は必ず確認するようにして下さい。バナーをダウンロードするのがメンドくさいとか、容量が気になるからバナーをアップロードしたくないって人はテキストのみのリンクにしましょう。

Q. どっかから拾ってきた、どっから持ってきたかわかんなくなった。
 たまたま訪れたページで「あ!これいい!使いたい!」って素材を発見した場合、まずはそのページの全体、またはリンク集を見てみましょう。マナーのよい利用者さんは「○○の素材はどこどこからお借りしました」などとリンクをしてくれています。それがみつからなかったら掲示板などで「どこの素材ですか?」と尋ねてみましょう。かならず素材屋さんを訪問して素材屋さんからダウンロードするようにしましょう。
 また一気に素材を集めてどれがどこのか分からなくなることのないように注意しましょう。そういう場合は素材屋さんによって利用規定はさまざまなので利用しないようにしてください。

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